ストライダーの足跡

オフロードバイクで近畿の林道探索、歩きやママチャリで大阪の街中散策、はたまたYouTubeで音楽紹介など、自由気ままなストライダーの雑記帳。

4 Comments
【古いツーリング・マップ】

林道の探し方9-1

'90年頃に使用していた私の初代ツーマプは、残念ながら林道に落として行方不明となりました。w
昔は、「マップル」ではなく、「マップ」だったんですね。


道は “水モノ” ですからツーマプも毎年更新されていきます。
とは言っても、なかなかいい値段しますし、自分で見つけた林道情報なんかを書き込んでたりすると、買い替えの度に書き写すのも面倒なので、私の場合、3~5年くらいは同じツーマプを使い続けています。
それでもバイク歴が長くなると古いツーマプがだいぶ溜まってきました。

で、昔のツーマプを見てると意外な発見をすることがたまにあります。
たいていは、「舗装化が進んでダートもえらく減っちまったなぁ」 って感じが多いんですが、例えば、下の2001年度版のツーマプの高野龍神付近のページ画像で説明すると・・・

林道の探し方9-2
(2001年度版)


① 湯川有中林道
こんな真っ直ぐ北上するようなルートは元々存在しないと思います。
恐らく恐竜ランドから上湯川方面へ抜けるルートのことだと思いますが、2007年度版では北上するルートはちゃんと削除されて、上湯川への道もダート表記にはなっていません。
実際、恐竜ランドから上湯川方面へのルートは2009年に通りましたが、全線舗装でした。
昔はダートだったんですかねぇ?

② 板尾沼谷林道
2012年度版でもダート表記のままですが、実際は2007年に全線舗装されています。

③ 宮川遠井林道
2007年度版ではダート表記が削除されていますが、現状でもムフフ。

④ 湯川笹の茶屋林道
2007年度版ではダート表記が残っていましたが、その当時既に全線舗装されていたと思います。
本屋で立ち読みした2012年度版ではダート表記は消えてたかな?

⑤ 南谷城ヶ森林道
2007年度版では 「白馬林道」 と名前が変わって、一部未だダート表記が残っていますが、このエリアの白馬線はとっくに舗装済みです。
2012年度版でも未だダート表記がしつこく残っています。

⑥ (無名林道)
北又谷の無名林道(廃道)は、2007年度版でもダートで、現状もダートのはずですが、両端ゲート封鎖状態です。

⑦ 小森谷林道
2007/2012年度版でもダート表記で、現状もダートのままのはずです。
元々、中間部が厳しいシングルの山道になるので、通り抜けはできません。

⑧ 猪笹(いださ)林道
言わずと知れた、このエリアで最も有名な林道の一つ。
もちろん現状でもダート健在です。
読み方は地理院の地形図で 「イダサ谷」 とありましたから 「いださ」 が正解だと思うんですが、ネット見てると 「いざさ」 と呼んでいる人が多いです。
どちらが正解なんでしょうかねぇ?

⑨ 川津今西林道?
先の猪笹林道から分岐している、これまた超有名な今でも健在のロング・ダート。
林道名に「?」としたのは、ほとんどの人がここを 「川津今西林道」 と呼んでいて、私もずっとそう思ってたんですが、よく地図を見てみると、どうもヘン。w

林道の探し方9-4_川津今西2007

これは2007年度版のツーマプの⑨林道の東端部分なんですが、舗装路に出たその南北に走る舗装林道が 「川津今西林道」 となっています。
実際、赤丸で囲んだ 「川津」 と 「今西」 という地名も⑨林道とはあまり関係ない位置にあります。
(確か現在、今西側は大崩落で通行止めかな?)
で、古いツーマプ(1992年度版)を見てて気付いたんですが、⑨を 「川津今西林道」 と呼ぶ人が多い理由はこれなんじゃないでしょうか? 

林道の探し方9-3_川津今西1992

私もすっかり忘れてましたが、昔は護摩P方面から入って東へ抜ける場合、川津側には道が無くて、今西側へダートのまま抜けてたんですね!?
で、ツーマプではご覧のとおり、一本道のまま「川津今西林道」 となってるもんだから、猪笹林道への接続ポイントまで含めて 「川津今西林道」 と呼ぶようになってしまったのでは?
まぁこれはあくまで私の推測ですが・・・
とにかく、ツーマプはミスプリとか誤記が結構多いので、過信は禁物です。
この画像中でも「浦峠」とかなってるし。w
   
⑩ 奥千丈林道
2007年度版では龍スカからの入口部分にちょこっとダート表記があるだけ。
現状は全線舗装済み
'80年代後半頃は川津へ抜ける行程の半分くらいまではフラット・ダートだったように思います。
FRの4輪(R32)で何度か抜けた記憶があります。

⑪ 川原樋川(かわらびがわ)林道
ここも有名な林道で、2007年度版にもダート表記があり道も健在ですが、東端付近の大崩落がもう5年以上ほったらかしで抜けることはできません。
(参考)
●久しぶりの高野山方面 (2008/08/25)
●高野山方面ソロ・ツー (2010/11/04)

⑫ 平川釡落林道
2007年度版では未だダート表記が残ってますが、この年に完全舗装化されました。
2011年度版のツーマプでは、ダートの表記は削除されていました。



こうやって見ると12本の林道のうち、半分の6本が舗装化され、2本が崩落やゲートで通り抜け困難な状態。
ここに記載の無い新たな新設林道もありますが、それでもダートが減ってきている印象を強く受けます。

なんか “林道の探し方” とはあまり関係無い話を長々と書いてしまいましたが、ここで何が言いたかったかというと、古いツーマプを見てると実際は未だダートなのにダート表記を削除した “ムフフ” な隠れダートがたまにあるってこと。
わざわざダート表記を削除したってことは、何がしかの理由があるかもなので、走行にあたっては注意が必要ですが、私が関西版ツーマプで見つけたこの手の “ムフフ林道” は結構、当りというかゲートも無いような普通の林道が多かったように思います。

しかし上でも書きましたが、関西ツーマプの林道情報は更新作業にやる気が感じられません。
今、使っている2007年度版もだいぶ傷みが激しく、テープ補強しまくり状態で、いいかげん新しいものに買い替えたいところなんですが、本屋でパラパラとページめくってダート情報が古いままだったりすると、すっかり買う気が失せてしまいます。
未舗装路の更新にあたって、何がしかの圧力が出版社にかかったりしてるんでしょうかねぇ?


追)
『林道の探し方』 シリーズ、細かな小技も含めれば他にも色々とあるんですが、いい加減キリが無くなってくるので、この辺でとりあえず終わりにしようと思います。
また新たな大技が見つかれば、随時うpしたいと思います。w
長らくのご清聴有難うございました。


Blogランキング参加中、ポチッと応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ 林道ツーリングへ
にほんブログ村


【関連記事】
●林道の探し方(1)【序章編】 (2012/12/04)
●林道の探し方(2)【準備編】 (2012/12/15)
●林道の探し方(3)【地形図の道路記号】 (2012/12/22)
●林道の探し方(4)【ネット地図と航空写真】 (2012/12/24)
●林道の探し方(5)【ストリート・ビュー】 (2013/01/08)
●林道の探し方(6)【④(1.5~3.0m/軽車道)】 (2013/01/16)
●林道の探し方(7)【⑤(1.5m未満/徒歩道)】 (2013/01/25)
●林道の探し方(8)【等高線】 (2013/01/27)

【地図・GPS関連記事】
●基本地図 (2007/11/16)
●たわ (2008/07/25)
●ストリートビュー (2008/08/05)
●ツーリングマップルR (2008/08/12)
●Yahoo Map (2009/04/09)
●GPS購入 (2009/10/20)
●ストリートビュー その後 (2010/03/21)
●地形図の折り方 (2011/09/23)
●GPSレシーバーのインプレ (2011/10/08)
●2代目GPSレシーバ購入 (2011/10/17)
●eTrex20の尺度表示 (2011/10/21)
●電子地形図から送電線消失 (2012/01/30)
●改悪の新Googleマップ (2015/06/24)
●地形図の折り方(補足) (2015/12/07)
●テリトリー (2016/03/22)
●シングルトラックのストビュー (2016/08/23)
●地図センターのネコポス送付 (2017/11/23)

Comments: 4

291  

細かい情報や探索テク、やはり脱帽もんです、林道への情熱を感じる事ができました。
2013ツーマプ買いましたが舗装路だけが更新されてる(2010年との比較)みたいです。
それにしても林道の舗装化が進んでるんですね、地元の方には嬉しい事なんでしょうね(T_T)
20年後はど~なるんだろ。

2013/02/07 (木) 23:19 | 編集 | 返事 |   
strider  
>291さん

当blog記事なんかでは、あまり詳細を語ってはいませんが、新しい林道もそれなりに増えてるので、そう悲観することもないと思いますよ。w
例えば291さんの知ってるところで言えば、バイオ・ハザード線や吉野方面のU字林道や激坂林道、高野龍神方面のタラノメ林道や北摂方面の七曲り林道なんかは、割と最近できた地図にも未だ載ってない林道です。
きっと山がある限り、今後もこういった道が新設されていくのではないかと私は結構、楽観的です。
もっとも20年後ともなれば、経済的で施工も容易な画期的舗装技術が開発されて、どこもかしこも全面舗装された世界になってるかもしれませんが。w

2013/02/07 (木) 23:54 | 編集 | 返事 |   
Niちゃん  

なるほど古い地図もいろんな使い方があるものですね。

川津今西は、昔、川津方面への道はなく
今西から平谷へは舗装道路が通じていました。

以前は平谷でガス補給して、また今西~猪笹を戻っていました。
よくそれだけ走る体力や意欲があったもんです。w

2013/02/08 (金) 20:18 | 編集 | 返事 |   
strider  
>Niちゃんさん

確かにあのロング・ダートの往復は走り応えありそうですよね。
恐らく結構なハイ・ペースでしょうから、今やったら足も腕もガクガクって感じでしょうか?w

2013/02/08 (金) 21:00 | 編集 | 返事 |   

コメント投稿