ストライダーの足跡

オフロードバイクで近畿の林道探索、歩きやママチャリで大阪の街中散策、はたまたYouTubeで音楽紹介など、自由気ままなストライダーの雑記帳。

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The_great_dictator『The great dictator』 ★★★★

チャップリンの映画で一番好きな作品です。

チャップリンの作品は、優しい愛に満ち溢れたもの、涙が溢れ出るようなシーンやコミカルで強烈な風刺なんかが魅力ですが、この独裁者のラストの演説シーンはそのどれでもない、チャップリンの素の叫びが圧巻です。
5分間程のこの演説シーンを撮るためにこの映画を創ったのではないかと思えるほど、この演説には映画の全てが凝縮されているように感じます。

サイレント映画をずっと撮り続けてきたチャップリンが、初めてトーキーで観客に語りかけたのがこの独裁者であったってこともなんか非常に重さを感じますし、私はこのシーンで初めてチャップリンの素顔を垣間見たような気もしました。

もっともそのシーンだけ切り取っても、なかなか映画を見たときと同じ感動が再現しないところがまた映画の面白さなんでしょうが、とりあえずそのシーンが山ほどYouTubeにupされていたのでご紹介します。

日本語の字幕スーパー、途中何箇所か抜けてるようなとこがあります。
意図的なものかどうかよくわかりませんが、参考までにこの演説文を和訳してるサイトがここここにあったのでそれも紹介しときます。

字幕で抜けているように思えたキーワード、この和訳サイトの情報から推察すると、“liberty(自由)” と “slave(奴隷)” でした。
真意はよくわかりませんが、1960年日本で公開された当時はまずい単語だったのかもしれません。

まぁ元々、この映画は1940年、未だナチス・ドイツが健在であるときに公開され、(ドイツや同じ枢軸国だった日本では当然公開はされませんでしたが、当のヒトラーはこの映画を2回見たと言われています。)
アメリカからも共産主義的だと批判されるような、非常に難しい立場を背負った映画であったとは言えるでしょう。

今回、色々とこの演説について調べていておもしろいと思ったのが、その内容に通じるものとして、
 ●ベートーヴェン第九交響曲の合唱の歌詞
 ●日本国憲法第9条
 ●ジョン・レノン "Imagine(イマジン)" の歌詞
が挙げられていたことです。
この辺はまたネタが揃えば別の機会にでも取り上げてみたいと思っています。。。

The_great_dictator_Globeでは最後に『独裁者』の中から、チャップリンの映画の風刺シーンの中でも超一級と思われるこのクリップを!







(追記)
余談ですがこんな動画もありました。w

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